わたしのパソコン史

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PC-9801 の歴史についてのリンク


NEC PC-8001

1979 年に発売された PC-8001 を翌年の 12 月に買った。CPU は 8 ビットの 8080 であつた。1982 年に NHK テレビで「パソコン入門」という講座があって、BASIC の解説をやった。その時メーカー名は出さなかったが、「機種 X」パソコンとして使われたのが PC-8001 であった。


Texas Instruments Silent 700

これはパソコンではないが、オンライン検索初期のころポータブル型端末機として活躍した。音響カップラでホストにつないで通信するのである。もちろん 300 bps で、感熱紙を使っていた。


Sanyo Thermal Typer

これもポータブル型端末機であるが、日本語対応で、漢字が印字できた。ただし入力は英数カナのみである。JOIS や NEEDS-IR がカナ検索漢字まじり出力のデータベース・サービスを始めたので、これらの端末が普及してきた。 (これは産能短大原田智子先生お持ちのもので、ご厚意で撮影させていただきました)。


Hewlett-Packard 2647

化学構造検索サービス CAS ONLINE が 1980 年末に公開されたが、この時の構造検索のための指定端末であった。プリンタまでいれると総額 450 万円もした。


DEC VT100

パソコンではないが、会社のコンピュータ DEC PDP-11/60 の端末として使った端末機で、このころの業界標準であった。
(写真はコンパック社のご好意で転載させていただきました)

NEC PC-9801F2

1984 年はじめに PC-9801F2 を買った。16 ビットの 8086 である。この機械は長い間よく働き、とうとう死んでしまったのは 1996 年 3 月であった。同時に購入したプリンタ PC-PR201 は今でも働いている。


NEC PC-9801N

海外出張のときに原稿書きなどの仕事ができるようにと 1989 年頃購入した。重さ 2.7 Kg、厚さ 4.4 cm でまずまずのサイズであった。その前に発売された PC-98LT と異なり、9801 シリーズ完全互換の点がよかった。ハードディスクの代わりに RAM ディスク・ドライブがついていた。


東芝 J-3100SGX

1991 年末に IBM-PC/AT 互換で日本語もできる機種ということで勤務先で購入したラップトップである (80386SX)。 日本語の DOS と英語の DOS がコマンドで切り替えられようになっていた。DOS/V のでる前である。重い機械 (8.6Kg) だったがそのかわり丈夫で、製品のデモに大変活躍した。北海道を除いてほぼ日本中をこの機械と旅をした。


NEC PC-9801FA/U2

1992 年の 10 月についに PC-9801F2 をあきらめて PC-9801FA/U2 を買った。CPU は 80486SX で当時としては最新鋭であった。


NEC PC-9821Ap2/U8W

1994 年の 4 月に PC-9821Ap2/U8W を購入した。9821 シリーズとしては 2 機種目となるが、やや中途半端であった。次の機種からが 9821 の本流のようである。


Olivetti Echos 20C

1995 年の 1 月から仕事が変わって海外出張が増えるということで、とにかくノートブック PC をということで購入した (i486SX/33MHz, SVGA 640x480, 20MB, HD 240MB, \228,000)。240V 対応なので、どこの国でも使える。B5 サイズでデザインがなかなかスマートであった。特徴はトラックボールがキーボードの右上にあり、ボタンがその脇の横についていることであった。パソコンを右手の親指と中指でつまんでいるような感じで操作する。いつもカバンの中に入れて旅行した。


Digital HiNote Ultra II

Windows 95 で海外出張に持っていける、軽くて丈夫な PC ということで探したが、1996 年末の時点ではこれが最適な物であった (Pentium 133MHz, 40MB, 800x600, 1,3GB)。最近 Sony の Vaio がでるまでは一番薄かったのではないか。Olivetti の後継ぎとしてアジア中を一緒に旅をした。


Fujitsu FMV-6400TX

最近仕事が変わって、新しい職場で支給されたのがこの機種である。液晶ディスプレイつきの Windows 95 機である。特に特徴はないが、オフィス機としてなかなか使いやすい。


PC-9821 Ra333/M60

NEC がいわゆる PC-9800 型のパソコンから決別し、PC-98NX シリーズを打ち出したのが 1998 年。古いソフトもいろいろあるので、なくなる前に買っておこうと 1999 年 3 月に買った、いわば最後の PC-9800。自宅で使っている。

NEC LaVie M - LM500J32D2

CAS の仕事に戻って出張用に購入した B5 ノートブック。サイズとキーボードの使いやすさで選んだ。電池があまり持たないのは残念。

NEC ValueStar VC677J/3FD

事務所での仕事用に購入したマシン。写真に写っているキーボードは気に入らなくて、別に購入した。デスクトップなのに PC カード・スロットが 2 基もあるし、インタフェースは便利である。

Macintosh PowerBook G4

一時的に借りた機械であるが、なかなか使い良い。Mac はあまり得意でないが、少し勉強させてもらった。

Dell Precision 360

Windows 98 のマシンがさすがにご老体で、トラブル続発となったので、とうとう新しいのを買うことにした。秋葉原で探していたら、Dell がマルチモニタのデモをやっていた。これだ、と思って買ったのが Precision 360 である (2004 年 1月) 。私のようにやたらに沢山ファイルやらブラウザやらを開けて作業する者にとっては、マルチモニタは最高に便利である。